スーパー寄って帰ろうかと思ったその時・・・
街中に来ない?
と友人からメッセージが。
そういうお誘いは断れないので、
そそくさと街へ繰り出すのであった・・・
わしらのいう街中とは、
レスタースクエア(Leicester Square)周辺から
コヴェントガーデン(Covent Garden)の辺り。
いわゆる、ウェストエンド(West End)と呼ばれる辺り。
とりあえず、夕飯を食べたいんだけど、
どのレストランに行くか決まんないので
パブで1杯飲みながら決める・・・
って2杯飲んだけど

で、今日は、コヴェントガーデンは、オペラ座の通りにある
Livebait
というシーフード専門店に行ってきました。
Livebaitさんですが、いちおう、4つ支店があります。
ロンドンに2つ。リーズとマンチェスターに1つずつ。
そのコヴェントガーデン店に今日はお邪魔しました。
入口を入ると、まず、バーがあります。

今日は、レストランの方が予約で満席。
ただ、あと30分すれば空くテーブルがあるというので、
バーで飲みながら待つことにしました。
そこで、友人は、
『カキ6個と白ワイン2杯で£15』
という、お得なのかどうなのか分からないものを
見つけてしまいまして、どうも小腹が空いていたのと、
最近、カキにハマっているので、わしの知らないうちに
それを頼んでました。
わしの希望は・・・???
もう一人の友達は、カキがそんなに好きじゃないから
ちょうどいいんだと。
だから、わしの希望は・・・???
問答無用で、ワインを飲まされ、生ガキを3個頂きました。

待っている際に気付いたんですが、
まずは、この写真を見て下さい。

奥のレストランに通じる廊下。
下り坂になっています。
車いすの為に坂にしてあるのはわかるけど、
問題は、右側の通路・・・。
見にくいですが、
向こう側が階段になってて、手前は・・・
通路が途切れてる・・・。
いったいこれは、何のためにあるんだろう?
全面、坂じゃダメだったのか?
不思議だ・・・。
さて、疑問は解消されぬまま、待つこと30分。
空きテーブルができたので、中へ通されました。
レストランの方は、こんな感じ。

混んでます。

ロブスターが、並んでます。
まず、前菜が来るまでに出てきたパン。

まあ、何の変哲もないフランスパンを
切ったものなんですが、
いつもはバターが
アンチョビバター
なんです。
今日は、さっきも言った様に、
満席だったために、もう品切れだそうで。
残念・・・。

さて、前菜が来ました。

Deep Fried Calaramari Rings
with Crème Fraîche
クレーム・フレシュを付けて食べるイカリングのフライ。
おいしかったですが、強いていうなら、
もうちょっと衣がサクサクだと嬉しかった。

Deep Fried Whitebait with Tzatziki
ザジキを付けて食べるホワイトベイトの唐揚げ。
Whitebaitというのが、癖もんで、何の魚かようわからん。
Wikipediaによると、ヨーロッパではニシンの稚魚らしい。
ただ、日本語版を見ると、いろんな魚が書いてあるように、
このくらいのこんな魚は、Whitebaitになりえる・・・。
ザジキは、ギリシャのヨーグルトベースのソース。
ヨーグルトに、キュウリとニンニクとかが入ってるそうで。

Rock Oysters
生ガキ!再び!
わしの友人は、本当に、生ガキにハマってて、
さっき食べたのに、また6個オーダーしちゃって・・・。
1個は、もう一人の友人に
ここのはおいしいから、きっと克服できる・・・
自分もこの前の12月まで嫌いだったから・・・
って言いながら、あげてたけど。
もう一人の友人の反応的は、
前のよりは、確かにおいしいけど・・・
まだ進んで食べたいとは思わない・・・
だったみたい。

次は、メインコース。

Roasted Cod with Buttered Parsley Mash
たらのローストとバターたっぷりパセリ入りマッシュポテト。
これ、メニューにないんです。
たらのローストの付け合わせやソースは全部抜きにしてもらって、
マッシュポテトを別でオーダーしたんです。
あと、写真には写ってませんが
『Mushy Peas』(グリーンピースを粗めにつぶしたもの)
も頼んでました。

Pan Fried Haddock Fillet
and Porched Free-Range Egg
served with Parsley Mash & a wholegrain Mustard Sauce
フライパンで焼いたハドック(たらの一種)切り身と
フリーレンジタマゴのポーチドエッグに
パセリ入りマッシュポテトと粒マスタードソースを添えて。
名前、ながっ!!
これは、もう一人の友達が頼んだんだけど、
おいしいと言ってました。
ただ、気になるのは、
パセリをパースニップ(parsnip)と読み違えてて、
パースニップのマッシュ、初めて食べた

と言っていたが・・・。
パースニップは、甘いから分かりそうなもんだけど。
そして、メインコース3品目は
わしがオーダーしたこちら

フィッシュ&チップス(タルタルソース付き)
Fish and Chips with Tartare Sauce
ついに、英国料理の有名どころにありつけました。
J-kunからもリクエストありましたし、
なんとかして写真に撮らないとと・・・。

いちおう、お魚は、アイスランド産のタラだそうです。
切ってみると、中はこんな感じ・・・

ま、フィッシュ&チップスは、
こんな大それたレストランで食べなくても、
庶民のチップス屋さんや、パブなんかでも
食べれるし、逆にそっちの方が
安くておいしかったりするし・・・。
たいてい、レストランで食べると、
ちょっと小細工がしてあって
邪道っぽくなってしまうんだけど、
ここのは直球勝負なフィッシュ&チップス
だったのでとても良かったです。
チップスは、タルタルソースで食べてもおいしいんだけど、
やっぱり、イギリス風に
ソルト&ヴィネガー
Salt & Vinegar
で食べるのがいいですね。
お酢のにおいは、食べ続けてると慣れて
気にならなくなります。
今じゃ、かなり大量にかけないともの足りん・・・。
健康に良いと言われているお酢も、
ドバドバかけたら、やっぱり健康に良くないか?
今日は、カキの時に出てきた
タバスコがあったので、これもかけて食べました。
そう、ラーメンの時の話、覚えてますか?
わし、タバスコと酢をラーメンにかけて食べるのが
大好きなんです。

まさしくその味が、こんなとこで偶然にも蘇る!

さてさて、たらふく食べたのでもうええやろと
思ってたんですが、もう一人の友達は、
かなりの食いしん坊。
デザートも食べたいというので、
わしもつきあいました。
わしは、あっさりといける

フルーツ・シャーベット
Fruit Sorbets
フレーバーはこんな感じ。
赤:いちご
黄:パッションフルーツ
白:レモン
ひんやり、さっぱり。
お腹が、不思議と落ち着きました。

もう一人の友達は、しっかりと

ダークチョコレート・フォンダントとバニラアイス
Dark Chocolate Fondant with Vanilla Dairy Ice Cream
を食ってました。
ひとつ気になったのが、
『フォンダント』という名前。
実のところは、フランス語で
『溶ける』という意味らしく、
フォンドンと読むのが正しいらしい。
普通のケーキの時のフォンダントは、
スポンジケーキにマジパンみたいな
砂糖ベースのコーティングがしてあるケーキで、
実際、このコーティングするペースト状のものを
フォンダントと呼んでたりする。
なのに、チョコレートの時だけ、
こんなカップケーキみたいので、
コーティングはない。
ただ、中が半熟タマゴの様になってて
チョコレートがトローッと出てくる。
この『溶ける』の意味を使って
チョコレートフォンダントは、
こういうものなのか?
じゃ、チョコレート味のコーティングされた
ケーキはなんて呼ぶんだ?

頭がこんがらがっただけで、
お後が全然宜しくない様で・・・。

お店の詳細はこちら

Livebait -Covent Garden
Wellington Street
Covent Garden
London
WC2E 7DN
020 7836 7161
livebaitrestaurants.co.uk
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