朝起きてBBCをつけた瞬間、戦慄を覚えた。先日のニュージーランド震災での恐怖と衝撃が覚めやらぬ中、まさかの母国被災。出勤前に自らの家族と妻の家族の無事を確認、なんとか平静を保って家を出た。
勤務中も常に震災情報を追っていた。電話も携帯も通じず、またアナログの情報でタイムラグが発生する中、インターネットという神より授かったとでも言うべきテクノロジーに心から感謝した。
もちろんネットで情報が氾濫するというネガティブ要素もあるが、アナログ通信でカバーできない情報交通を多大に補ったのは確かであろう。
僕は愛知生まれ育ちではあるが、東北地方の大学に通っていたから、震災エリア出身の旧友もいる。また出身でなくても、就職してこの地方に住んでいる友人も多いかもしれない。残念ながら、長らく音信普通であったため、今や連絡のすべがない。
もし何らかの切っ掛けでこのブログを見つけて、時たま訪れていた僕の友人がいたなら、このブログのコメントまたはメッセージで、一言といわず「あ」でも「い」の一文字でも良いから、連絡をくれたら嬉しく思う。
あまりのショッキングな映像を見てしまい、被災に関わった方々にかける言葉もみつからない。すでに起きてしまった以上、ただただ今は、被害が少しで拡大しないこと、そして被災された方々の一刻も早い、健康・精神状態の回復を祈るばかりである。