12月の試験まで5週間と迫っております。
初めて勅許公認会計試験を受けた2006年12月から2年が経とうとしている。
この間に随分と身の回りも自身も変わりました。
2年前の今頃、初の会計試験を控えて、新しいものに挑戦するという胸躍る気持ちと、大学受験以来、遠ざかっていたいたハードな勉強に対する不安が入り交じった、ジェットコースターに乗った気持ちでした。
成せば成る 成さねば成らぬ
始めてしまえば、どうにかなるものです。
会計学を始めたとき、正直なところ勅許公認会計士をめざすところまでは考えていませんでした。
ある程度の会計の知識とビジネスを理解する糸口ができれば、というのが当初の目標だった。
最終レベルの各科目1000~1200ページという分厚いテキストを本屋で見た時、ここまではさすがに無理だろうと心底、思ったものです。
そのとき手に取って開いてみたその難解極まりなかった分厚いテキストを今、辞書を使わず自学自習しているというのは、やはり2年の歳月というのはバカにはできないものだなと、つくづく思うのです。
僕が会計学を始めた頃のクラスメートの8割近くは、道半ばであきらめて去っていってしまった。一方で僕より早いペースでパスしていく人もいる。でも僕はとりあえず投げ出さず、悲観もせず、しがみついてきた。
僕は決してスマートではない。
そんな僕でも着実に歩き続ければ、ちゃんと進んでいくわけです。
でも歩かなければ、進みもしない。
ここから2年後には、今の自分ではとても無理だと感じることがスラスラできていたり、今よりうんと高いハードルにチャレンジしていたりするのかなと思うと、すごくワクワクしてきます。
他の人と比べることはあまり良いことではありません。ひとりひとりのペースがあるわけだし、ひとりひとりの得意分野や才能があるわけで、誰彼と比べてどうだと言うより、もっと自分のありのままの姿を見つめることが大切なのだと思います。
そうすると、もっともっとポジティブに物事を捉えられるようになるし、自分自身に対してもより好意的になることができます。
そうはいっても、試験は試験。
勝つか負けるかの2極しかない世界。
ここだけはポジティブでありながらも、ひたすら自分に厳しくいくしかない。
2年後、いや5年後、10年後の自分を、たった今つくっているんだと思いながら、試験対策を進めていきます。