方違の神様です。
大通りに面し、駐車場(無料)もしっかりあって、
更に向かいにはおせきもちもあるしで私的には好条件

この日、おせきもちは臨時休業でしたけどね・・・

朝から出掛けたんですが、ご覧のような天候

降られることはなかったけど、さすが京都・・・

境内をもっとゆっくり拝観したかったのに風の強さに負けて退散。
こちらの神社には広くて素敵なお庭があるんですけどねぇ。
春と秋、曲水の宴が開かれてるお庭と言えばご存じの方も多いでしょうか。
その神苑はしだれ梅が非常に綺麗らしいので、その時期にでもリベンジしたいところです。
まだ寒いだろうけど・・・。
城南宮と聞いて、歴史の好きな方はいろいろと思い当たることがあると思います。
こちらの神社は様々な歴史の舞台となって来てますもんね。
下2枚、見にくいかな~。
平安遷都の際に創建されて以降、白河上皇の鳥羽離宮、後鳥羽上皇の際の承久の乱。
そして、鳥羽・伏見の戦い。
城南宮が近代史の幕開けとなった戦いの勃発した場所なのです。
この戦いで伏見はあちこちが大火に見舞われてますが、城南宮は無事だったようですね。
とは言え、陣を敷かれたりして神社側としても大変だったでしょうねぇ。
城南宮には他にも、歴史の苦手な方も これなら知ってる!ってものがあるんですよ。
それは一寸法師

おとぎ話とは言え、日本人なら知らない人はそうそういないですよね。
昔、この城南宮のそばに川が流れていて(川は秀吉が流れを変えちゃったそうです)
そこに難波(なにわ)から旅立った一寸法師が上陸したとか。
一寸法師の京都での物語はここから始まったんですね。
ちなみに、旅立った川は道頓堀川だそうで、関西人にはおなじみですよね。
タイガース優勝の際にはファンが飛び込むあの川ですw
城南宮の境内に一寸法師の可愛らしい看板があると見聞きしてたんですが・・・
正月の絡みなのか、この日は見つけられませんでした。
・・・と言うか、すっかりこのことを忘れてて、画像整理してて思い出した

鳥居前にある手水舎。
菊水若水と名前がついてます。
伏見の名水10ヵ所にも選定されてます。
伏見は街のあちこちで水が涌き出てるようで、散策中もちょこちょこ目にしました。
この良質な湧き水があるから酒蔵が多いんですね~。
東大寺のお水取りに使われるお水は若狭からくるものとされてますが、
途中でこの菊水若水を経て東大寺 二月堂の若狭井に湧き出るんだそうです。
ってことは、3月のお水取りの期間には若狭の水も涌いてる?

この菊水若水を飲むとどんな病気も治るとされてるそうです。
ちょっと飲んでみたかったけれど、非常に寒い中で冷たい水を飲む気にもなれず・・・。
それに、伏見の名水とか言われていても生水は飲めないのもあったり。
中には濾過されたお水もあるし、地元の方が汲みに並んでるのも珍しくないようです。
私もペットボトルでもあれば汲んで帰っても良かったんですけどね。
舞殿。
ググってたら拝殿と書かれてるところもあって謎。
お正月だけあって、お酒の奉納がされてました。
トップ画像の拝殿の中をちょっと覗かせて頂いたら、ちょうど御祈祷の最中だったようです。
右大臣・左大臣もいらっしゃいます(人形)。
わかるかなー。
三照宮社。
城南宮鳥居前にある摂社。
どなたが祀られてるかわからなかったので帰ってからググってたら
社に太陽・月・日のマークがあることがわかりました。
次回また伺ったら確認したいものです。
でも、詳細はよくわからぬまま・・・w
城南宮の出来た年は不明だそうですが、遷都のときなら西暦800年より少し前ってとこでしょうか。
御祭神は息長帯日売命(神功皇后)、八千歳神(大国主神)、国常立尊。
白河上皇の離宮の一部とされて以降、代々の天皇や上皇から厚い信仰があったようで
多くの天皇が行幸されてます。
城南宮
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