こんにちは。

 

みなさん、こんな時ってありませんか?

特に何かをしたわけでもないのに、なんだか疲れる。

疲労感が抜けない。

連日、ハードワークをしていれば疲れるのはわかる。

でも、一日中家でゴロゴロしてるだけなんだけど、疲れてるんだよねー。

 

その原因、もしかしたら脳の疲労かもしれません。

 

私たちの頭の中は、勝手にいろんなことを考えていて、

雑念が浮かんでは消えて、を繰り返しています。

脳は、放っておくと勝手にいろんなことを考えてしまうようにできているのです。

これを自動思考といいます。

人は1日に6万回思考しているといいます。

 

授業を受けながら、「今日の夕ご飯なんだろう?」とか、

歩きながら、「あれ?家の鍵かけたっけ?」とか。

こういった些細なことから、

さらには、過去に起きたことを思い出して悔やんでみたり、

まだ起きてもいない未来の出来事を思い悩んで心配したり不安に思ったり。

 

脳は、過去や未来や現在に行ったり来たりしながら忙しく働きまくっているのですね。

 

この脳の状態は車で例えるとアイドリング状態。

エネルギーを60〜80%も浪費していると言われています。

これでは脳も疲れてしまいますよね。

 

じゃあ、どうしたらこの浪費を減らす事ができるのか。

 

それは、マインドフルネスな状態でいる時間を増やすということですね。

 

マインドフルネスな状態というのは、

「今、この瞬間のあるがままに気づいている」状態のこと。

「もう一人の自分が、冷静に、何のジャッジもせず自分を俯瞰しているような」状態のこと。

「自動思考が浮かんでこない」状態のこと。

 

マンドフルネスな状態というのが、なんとなくわかっていただけたでしょうか?

 

どんな状態か例をあげると、

イライラした時に、「あ、今私はイライラしてるな」

と「自分がイライラしたことに気づいている」状態。

呼吸している時に、「自分が呼吸していることに気づいている」状態

食事をしている時に、「自分が何かを食べていることに気づいている」状態

 

こんな感じです。

 

この他、歩く時、掃除をする時、料理をする時など、お気付きの通り日常生活の中にマインドフルネスな状態でいることを取り入れることも可能なのです。

 

これら以外にも、マインドフルネスな状態でいるための

マインドフルネス瞑想もおすすめです。

 

次回、脳の疲労を減らしてくれる以外に、マインドフルネスな状態が私たちにもたらしてくれる効果についてお伝えしたいと思います。