sun set.
元旦は毎年恒例に母方の祖父母の家に行く。
叔父叔母、従兄弟たちと殆ど一年振りに逢う。
以前も書いたけれど、うちの祖父はとてもファンキー、息子の叔父もまた祖父の血を直血で継ぐ者だけあって、祖父同様お酒はべらぼうに強く42歳だというのに昔と変わらずまだまだ少年のような無邪気さだ。
それぞれが大体決まった量のお酒を呑み、従兄弟たちと懸けるものを決めてUNOやビンゴをしたりする。
約束もしていないのにいつも決まった時間に富美ちゃん(祖母の知人)がやってきてお年玉を手渡して一方的に記念撮影をして帰って行く。
そんな毎年お馴染みの景色が今年は何だか特別貴重なものに感じて、この人たちが親族で本当に私は幸せ者だと思った。
自分の心境が変わると見える景色も変わるものだ。
こんな日は自分が変わるのか、世界が変わるのか。
そしていつもさよならは嫌いになる。
親戚たちが愛おしいと思う度、大袈裟かも知れないけれどもしも結婚しても旦那の墓には入れないと思う。
2010年が始まったけれど、特に新しい気持ちにもならないし、敢えて今年の目標を立てることもしていないしするつもりもない。
クリスマスと元旦と誕生日が普通の日になったのはいつからだろう。
クリスマスも元旦も誕生日も、それだけの理由では私にとってさして重要ではない。
1日の早朝、ふらふらと歩いて初日の出を見に行った。
と言っても私は日の出よりも、そこから見える景色の方が見たくて出掛けた。
しかし、いざ雲間から少しづつ露わになる太陽を、その経過を時間を掛けて眺めていると、こんな私でも自然と前向きな気持ちになった。不思議だ。
