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90分、ぽっかり時間が空いて図書館の生物、地理学、気象学、の書棚を目的も無くうろうろしていると、『雨のことばの辞書』という辞書を見つけてしまう。
私は雨が降るときの空気が好き。
夜中に降る雨が一番好き。
昼間の土砂降りは嫌い。
台風の日の薄暗くてひっそりした家の中でが好き。
湿気を伴う五月雨はあんまり好きじゃない。
時雨は昼夜問わず好きだ。

辞書に載っている雨のことばは殆ど聞き慣れない古い言葉ばかりでドキドキする。
雨佳という言葉が気に入った。
日本語の奥深さにしみじみしながら、こういう趣を楽しむには母国語ではないとなかなか難しいんだろうなと思う、英語は時に分かり易くスマートで、直球で言い当ててくる印象、日本語は回りくどい、そこにもちゃんと民族性が顕われている気がする。

札幌に行って気付いたのは、住所が"北4東2"みたいに東西南北で記されてるということ、同じ碁盤の目の街なのに京都のそれに比べると随分あっさりしていて、友人と「歴史の違いなんじゃないの?」という結論に至った、頭の中で繋がる、札幌だけじゃない、北海道は開拓された土地だ。

そういう勘が少し鋭くなっている気がする、最近、まあ時期的なものだろうけど。
理由も無く疎遠になってしまった人をよく街で見かけるのもその所為。


患う泉、が煩う泉、で嬉しくなっちゃう。