N°23
ずーっと心待ちにしていたJan Svankmajerのアリスを観に行く。
可愛い可愛い可愛い!!!
私が言うまでもなく、どこを切り取っても可愛い。
ホント、ジョニオさんが師と仰ぐだけのことはある。
子役の金髪とワンピースのバランスに萌えるし、動物はみんな砂で出来ていているから砂を食べて、三月兎は懐中時計にバターを塗り続けてエンドレスに繰り返し、眠るときは瞼を縫って、Be lateとSo pleaseでどんどん投げるから割れるし壊れる、どんどんボロボロで苦しくなるぐらい破壊的でグロテスク。
ファンタジーだけど、水の音と食べる音と舐める音と割れる音がリアル過ぎるぐらい生々しくて、モノは耳に残る高い音で割れるし、何の躊躇いも無く全てのものがどんどん壊れていくから、妙な焦燥感が生まれる、どうしようもないような変な気持ちになる、でもそれが中毒性で私なんかは何回でも観たいと思う、BGM代わりに流していたい、グロテスクと可愛さのギャップが良くって、可愛いに行き着く。
ファウストも悦楽共犯者もオテサーネクも滅茶苦茶気になる。
百聞は一見に如かず、だ。
しかし、ヤンのアニメを子供に観せたらどうなるんだろう。
画はアニメだから案外真剣に見ていそうだけど、やっぱり悪影響なんだろうか。
そうだとしたらちょっと悲しいな。
本ならあとがき、舞台ならカーテンコール、映画ならエンドロールが一番感慨深いと思う。
なんでこんなに痛いの?
身体が原因不明に痛むと、いつも泣きたくなる。
So,please. ねぇお願い。

