Suger cane train.
日曜日、『宮城野』を観に行く。
おそらく、人より振り幅が少ないれど、どうやらそういう波が来ているらしく、ふわふわしている内にカーテンコールだった。
草刈さん、すごく美人だ。
艶かしくてドキドキしてしまう。
隣の客の一言に興ざめ。
「興ざめ」って声に出して言いたくなる言葉ね。
宮城野、宮城野、宮城野・・・。
宮城野。
突き動かされること、宮城野、事実と真実の違い、切ない。
上手く言語化できないけど、色んなもの、ちゃんと家に持って帰ったよ。
今YOUのエッセイを読んでいる。
テレビ全然観ないし、芸能人も芸能人という理由だけじゃ興味が無いから私、本当に何にも知らないんだけどYOUさん、アナタ には興味があるのです。
だって上腕二頭筋は今まで見た誰よりも美しいし、内容はどうであれ、書く言葉の選び方と文字のリズムがいい。
そして私は東京80's世代(と勝手に名付けている)の疲れてもヒールが折れても、アルコールで朝まで踊って、それが原動力で、どこまでいっても付いてくる本質的なタフさがやっぱり好きだ。
何だか最近、世代による文化の違いがはっきり目に見えるようになった気がする。
特に若い人たちを見ていると、って言ってもそこで線引きはしないけど、ネット上の文化がもう明らかに確立していてデジタルでサイバーだ。
スプーもニコニコもやくしまるえつこもしょこたんもけいおんもポストyoutube世代もそれなりに娯楽として楽しませてもらっているけど、どんどん新しいものが生まれちゃってるスピードには不安も焦燥感もあって、止まれと思ってももう気付いたときには止められいのが時代なのかも知れない。
目まぐるしくも簡単に何人か首相が代わって、STOP温暖化と掲げただけで車使ってエアコン使ってたら地球の温度は上昇するばかりだし、公民の授業ではほぼ有り得ない事柄だった政権交代が現実になって、偉大なロックスターが死んじゃって、それと同じ日にあの人が入籍して、それでも世界は周り続けるんだ、と思った。
この数か月、今までの穴埋めをするかの如く色んな舞台を自分の足で観に行って、映画もちゃんと映画館で観て、見た目で判断するのは止めて音楽を聴いて、小説もエッセイも漫画も読んでいるけど、深く知れば知る程いいものが多くて、好きなものや人が急激に増えちゃって、それも中途半端に、あ、なんかいいかもってレベルじゃなくて、どれも私の質量を遥かに超しているものばかりで、ほんと困惑しちゃってる。
このまま増え続けていったら、いつか持ちきれなくなる日が来てしまう。
私じゃ足りないんだ。
人間が記憶していられる量に限界はあるのだろうか。
人間は忘れるから生きていられるんだったらインプットとアウトプットはいつだって背中合わせで同時進行だ。
何だかiphoneの容量のメーターを見て、あと何曲入る。って目分量で計算しているときの気持ちと似ている、打算的で嫌な感じだ。
忘れてしまうのは怖い。
だから私はいつでも思い出せるように物に執着しているのかも知れない。
岡崎京子が書き、YUKIが歌っていることの本当の意味が漸く、共感を以って理解出来た気がする。
本当の意味での理解とは私はある程度の共感を要するものだと思っています。
消えてゆくものにだけ悲しい気持ちになるメカニズムは立証されているんだろうか。
忘れてしまうのは怖いけれど、刹那的であることは嫌いじゃなくて、寧ろ好きな部類。
決してネガティブな感情ではなく、刹那が故の趣というものがちゃんとある。
私の執着も刹那が故の執着かも知れないな。
iphone用に使っていたイヤホンが急に壊れてしまったので、巷で噂のKOSSを購入。
日本の商品じゃないので不安も多少はあったけれど、噂通り低音がいい仕事をしていてもう既にKOSS愛好家になりそうだ。
揺れる、この感情。
賞味期限は2年。