今回は久しぶりに中出コースで山頂を目指しました。
準備を済ませて歩き出しましたが、今年はあまりお山歩してないので体が重い。
無理せず歩幅を小さくしペースを守って歩く事を心掛けました。












英国競馬統括機構会長のスチュアート卿に八百長疑惑のあるレースについて調査するよう依頼された、かつて競馬会で最高の調査員として名を馳せたシッド・ハレー。
依頼を断った翌日、スチュアート卿が死体となって発見され自殺として処理されることを知ると、ハレーは会長が残していった資料を元に調査を始めたところ、何者からかの脅迫を受け…。
ディック・フランシスの跡を息子のフェリックス・フランシスが単独名義で継いでいる〈新・競馬〉シリーズが文春文庫より刊行です。
緑色の背表紙などの見た目も漢字二文字の邦題も、何もかも旧・競馬シリーズを刊行していたハヤカワ文庫のようで、なんとも文春さんの“覚悟”のほどが伺えるんじゃないでしょうか(笑)。
そして本作、読みだしたら止められず、一日で読み終えました。
それはやはり、元大障害のチャンピオン騎手で元腕利きの調査員であるシッド・ハレーが、脅しに屈せず、自身の矜持と家族を守るために闘う男だからでしょう。
競馬の八百長を仕掛けている悪人によって受ける、理不尽な要求、最愛の娘や飼い犬への危害や脅しに対し、ハレーの焦燥感と怒りの炎に煽られるかのように、まさに一気呵成。
八百長やその仕掛人に関する調査はとにかく当たって砕けろ的な感じだったり、若干、悪人の存在感がチープに感じる部分があるなど、気になる点もあるのはありました。
しかし、敵に対して憤然と立ち向かうその姿に熱くなりながら、次の項をめくるのももどかしく感じながらの一気読みで、なんというか、懐かしい王道冒険小説を読んだ気分で楽しかったです。
実は元々の競馬シリーズ、数作しか読んだことがないんですが(我が家には『興奮』があるぐらい)、これを機会に色々と読んでみたくなり、まずは今回の主人公であるシッド・ハレーものの四作を読んでみたくなりました。