IT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用にて最終選考に残った六人の就活生は、一カ月後までにチームを作り上げディスカッションをするという課題を与えらえる。
全員で内定を得るため六人は定期的に集まって本番に備えるが、直前に「全員で話しあって六人の中から一人の内定者を決める」よう課題の変更が通達される。
仲間だったはずの六人は一転して内定を賭けたライバルとなるが、議論が進む中で見つかった封筒には、それぞれの悪行が記されており…。
人が見える見えている月の面と、見えていない裏側には何があるのか。
人間も同じで見えている部分が真実とは限らない。
最終選考の場で見つかった封筒に記されている悪行に、これまで仲間だと思っていた相手の裏の顔を知り、嫌悪感を抱くことに。
それが誰が内定者に相応しいかの議論に大きな影響を与えていきます。
誰が封筒を用意した犯人なのか。
六人の誰かが、そして、それぞれが嘘をついている。
疑心暗鬼にかられた面々ですが、彼らがくだす決断とは。
伏線の回収が丁寧で綺麗にひっくり返してくれるので爽快でした。
人間の悪の面を見せつけてくるような物語かと思いきや実は、という物語の設定と展開の妙に脱帽です。
それでいてちゃんと黒い面も残してくれているのが印象的で良かったですね。
