〈成瀬〉シリーズ三作目にして完結編。
京大生になった成瀬は、名前のとおり周りの人にあかりを照らす存在として、その世界を広げていきます。
達磨研究会のお話は、本当に森見登美彦の小説のようなつくりで可笑しかったです。
また、成瀬のお母さんのお話は、お母さんのように無条件で肯定できる存在でありたいと思えると同時に、肯定してもらえるってやはり生きる力になるもんだなぁ、なんて再認識。
しかし西浦くん、頑張ったなぁ。果たしてそれが報われるかのかどうか見届けたいけど、知らない方がいいのかも(笑)。
そしてやはり最終話での島崎の存在は大きく、島崎の言葉には思わずウルウルとくるものがありました。
さて、シリーズはこれで完結ということで、成瀬たちに会えないのは寂しいけれど、だらだらと続くよりは良かったのかな。
願わくば、著者のこれからの作品でカメオ出演を。
そこで成瀬たちが成瀬のままであるような姿を垣間見れたら嬉しいですね。



