サイレント・ウィッチ | 固ゆで卵で行こう!

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ハードボイルド・冒険小説をメインにした読書の日々。


時に映画やRockな日々。またDragonsを応援する日々。そして珈琲とスイーツな日々。

〈サイレント・ウィッチ〉シリーズ2作目。

選択授業を決めなければいけないモニカが選ぶことになるのは、チェスと乗馬。

チェスはそもそもの才能とゲームをする楽しさゆえもあるけれど、乗馬は友情の始まりから。

その友情、ケイシーとの関係性でモニカもこれまで経験したことのない感情でもって大きく揺さぶられる様子に、こちらまで心を揺さぶられました。

さてさて、第二王子であるフェリクス殿下の正体を誰にも知られないようにしながら護衛任務に就くモニカですが、その護衛対象のフェリクス殿下は完璧な王子ぶり。

そんなフェリクス殿下、モニカに対しては甘々ですが、やはり何やら秘密を抱えている様子。
「王にならなければならない」というフェリクスの真の目的とは。

そして生徒会副会長のシリルはモニカに対してはツンデレな様子…なんだけど、これは本人は意識しているのでしょうか。

そして、新たな登場人物グレン・ダドリー。

彼の正体については察しがつきますが、陽気な肉屋の息子がどんな騒動を起こすのか楽しみになりますね。

それにしても〈結界の魔術師〉であるルイスって、やはり恐ろしいかも人物かも。

これまで人との関りを避けてきたモニカが、この学園生活で成長していく様子をあたたかく見守るどころか危惧を覚えるって、ルイスの契約精霊であるリンの言葉では無いですが、ほんと、性格破綻者です(笑)。

夢中になれるのは裏切ることのない数字だけでいいというモニカですが、鍵付きの引き出し増えていく宝物がモニカの心の変化を表しているようでホッとするものがありますし、宝物が増えて良かったねと声を掛けたくもなりました。