12月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:2602
ナイス数:231
ヴェリティ/真実の感想
『秘めた情事が終わるとき』のタイトルで文庫で出版されていたものが、原題にあわせて改題しエピローグが追加されたもの。で、その追加されたエピローグもまたホラーみたいに、というかホラー以上に怖い~。
読了日:12月31日 著者:コリーン・フーヴァー
渇きの地 (HAYAKAWA POCKET MYSTERY BOOKS No. 1995)の感想
読み始めてすぐにこれは「好み」だと思いましたが、やはり最後まで飽きさせずに一気に読ませるものがありました。牧師が5人の男を銃殺した真相とその裏にあるものは、なかなか複雑ですが丁寧に描かれていて好印象。トラウマを抱えた記者が人生を見つめ直す過程を描く中で、人それぞれが持つ多面性が読者に問いかけてくれます。ラストシーンも鮮やかで印象に残りますね。続編、そして続々編があるとの事なので、翻訳を期待です!
読了日:12月31日 著者:クリス・ハマー
オー・ヘンリー傑作集1 賢者の贈り物 (角川文庫)の感想
その昔にいくつか読んだ事のあるオー・ヘンリーの作品。あらためて読んでみた今回、自分が抱いていた印象とは意外に違う部分があるなと感じました。特に「賢者の贈り物」は、優しく温かい物語なんだとずっと思っていましたが、確かに互いの相手を想う気持ちというのは温かいものですが、それぞれが支払ったもののお金では買えない価値の大きさは、もしかしたらしこりとなって残ってしまうんじゃないかと不穏なものを感じたりも。その他の作品も、心温まるお話から、皮肉めいたお話、寓話的だったり童話のようだったりと、なんとも色彩豊かでした。
読了日:12月22日 著者:オー・ヘンリー
このミステリーがすごい! 2024年版の感想
遅まきながら今年も購入しチェック。読んでいたのは、国内作品は『世界で一番透きとおった物語』のみ読んでいました。海外作品は10位以内は1位の『頰に哀しみを刻め』など6作品。世界は読みたい本で溢れてますねー。今年も残り僅かですが、読みたい本をゲットしつつ、積読本も一冊でも消化していかないと(笑)。
読了日:12月17日 著者:
ワンさぶ子の怠惰な冒険 (光文社文庫 み 30-4)の感想
単行本を持っていますが、新たに、宮下家の世界で一番かわいくて賢い四人目が語る「一年後」のお話とあとがきがついてくるという事で、あらためて楽しませてもらいました。こういうエッセイって、ひとはやはり自分とは違った視点をもっているんだなと気づかされたりするところも面白いんですよね。それにしても文庫版の表紙イラスト、可愛いなぁ(笑)。
読了日:12月17日 著者:宮下奈都
スパイ教室11 《付焼刃》のモニカ (ファンタジア文庫)の感想
シリーズ11作目。今回はモニカ回。あの圧倒的な強さを見せるニケに対するモニカのその成長ぶりに目を見張ります。とはいえ最強とも思えるニケの奥の手には驚愕。でもその後がニケが思うようにはいかないところには笑えますが(笑)。そしてティアが仕掛ける〈革命〉もまた思いがけない方向からで面白いですね。暁闇計画の謎のほんの一端も明らかになりましたし、次巻以降の展開が楽しみです。
読了日:12月14日 著者:竹町
8つの完璧な殺人 (創元推理文庫)の感想
やはり全体に漂うこの不穏な空気、主人公を信じられない感てスワンソンらしいなぁ。この作品が好みかどうかと言われると好みじゃない方かも。個人的には前作の方が好きかな。 もう少し8つの作品がそれぞれの作品とリンクしている様子が描かれていた方がいいような気もしますが、どうでしょうか。とはいえ先が気になり読ませる展開は流石ですね。毎回モヤモヤさせられますが、それでも読みたくさせてくれます(笑)。
読了日:12月08日 著者:ピーター・スワンソン
クリスマス・キャロル (角川文庫)の感想
遠い昔に読んで、スクルージじいさんが改心してハッピーエンドという骨格だけは覚えていたものの、詳しい内容はすっかり忘れていました。なので、皆が笑顔になれるクリスマスの魔法って単純に素晴らしく、こういう一日を心に残しておければ世界はもっと美しくなるんじゃないかな、なんて単純にも思ったりも。人々の笑顔、町の喧噪、美味しそうな食卓、家族だけでなく、人と人の繋がりと温かさが心に染み入ります。
読了日:12月04日 著者:ディケンズ
読書メーター
昨日は北陸の冬とは思えないほどの穏やかな日となりました。
本当は早朝から山に登りに行こうと考えていたんですが、さすがに疲れがあったのと、気持ち的にちょっと…だったので、家でおとなしく『相棒 元日SP』を観て過ごしました。
さて、2023年最後の月は、雪への対応だったり、年末に休日出勤があったり、なんだかんだで読書に集中し切れない月になりました。
そんな中、読み逃していて年内に絶対読もうと思っていたクリス・ハマーの『渇きの地』が収穫で、大晦日にコメダ珈琲さんにてお茶しながら読んでいましたが、なんとか年内に読めて良かったです。
その他に今回はクリスマスに合わせ、ディケンズの『クリスマス・キャロル』やオー・ヘンリーの『賢者の贈り物』を読めたのは良かったな。
来年もこの時期には何かしらクリスマス・ストーリーを読みたいなと思っています。
さて、今日は箱根駅伝復路ですね。
テレビ観戦だと思っていたら、休日出勤が入ってたのを忘れていました。
せめて今日は、箱根駅伝に合わせて額賀澪の『タスキ彼方』も読みきってしまいたい。


