『サリア遊郭の聖女3(グイン・サーガ外伝27)』 円城寺忍 | 固ゆで卵で行こう!

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いやー、良かったよ~。
正直こんなにグインの世界にどっぷりとハマれるとは思ってもいなかったので、よけいに感動し、終盤は涙腺も弛んでしまいました。

〈サリア遊郭の少女〉三部作の完結編では、思いがけない人物もチラと顔を見せたりしつつ、本編のあの部分、そして外伝のあの部分に繋がる様子が自然と描かれているのがファンとしてはなんとも胸が熱くなるような気に。


時にはどうしようもないぐらいの愚直さに辟易させられるなど、色々アレなところもあるマリウス。

しかし、根は純情で正直すぎるほど正直者なので、その正直さ、優しさ、愛情の深さなど、その想いがダイレクトに伝わってきますし、伝えてくれる著者にも感謝。

ほんと、マリウスの魅力が存分に描かれていたのが嬉しいですね。


そして栗本薫さんが紡いでいた本編の方も読み返したくなりましたし、円城寺さんには是非ともまたグインの世界を紡いで欲しいと、そう思える三部作でした。
 
 

 
しかし、作中の最後で明らかにされるアレですが、考えてみたら、というか、考えなくともこういう事は世界中のアチコチでマリウスは起こしていても不思議じゃないんですよね。

ま、魔術(秘薬)なりなんなりで、きっと普段は気を付けているんでしょうけどね(笑)。
 
 
 
そうそう、この三部作は表紙を並べるとこんな風に、丹野忍さんによる一枚の絵になり素敵ですラブ