映画オタクなチャーリーは、ルームメイトで親友のマディが何者かに殺された事件で自責の念に駆られ、恋人のロビーを置いて大学を去ろうと、同乗者募集掲示板で声を掛けてきたジョシュと名乗る男の誘いに乗る。
故郷へと帰ろうとジョジュの車に同情したチャーリーだが、ジョシュはマディを殺した男では無いかと疑念を抱く。
自分の親友を殺した男と二人きりの車内。
果たしてチャーリーは無事に生き延びれるのかという、まるでB級映画のようなその設定だけでもう美味しい(笑)。
いかに相手に覚られないか。
それとも覚られた上で窮地を脱するのか。
映画オタクなチャーリーには、ストレスがかかる状況で自分の頭の中で妄想が繰り広げられます。
それはまるで映画のようで、その突如流れてしまうという脳内映画も含め、チャーリーが信頼できない語り手のようにも見える事で読者をミスリードさせ、読んでいる方もまるで映画の中にいるかのような気分にさせてくれます。
と思ったら、いやはや本当に映画のような物語!
予想外の展開とツイストする展開のドライブ感に、一気に最後まで読ませます。
最後の方は予想つくけど、そこも映画っぽくていいね~。
ラストに描いた真実、これも良かったです。
