ボブ・オデンカーク主演のアクション・スリラー映画「Mr.ノーバディ」を観ました。
仕事も私生活も、毎日同じ事を繰り返すだけの、妻や息子たちからもちょっと軽んじられて見られているような、地味で平凡な男ハッチ。
しかしある日、家が強盗に押し入られた事をきっかけに、自身の内なる暴力性が復活して…といったストーリー。
元々ハッチは政府のとある機関で働いていた凄腕の始末屋的な何かだった男で、その存在自体は政府からもデータが消されれいる「ノーバディ=平凡で何者でもない存在」として平穏な暮らしを。
しかし、その平穏な生活が脅かされた時に、平凡で退屈な日常とかけ離れた世界へ戻っていく様子が、壮絶なアクションシーンの連続で生き生きと描かれており、こういうスカッとする映画は貴重ですね。
とにかく何も考えずに楽しめるアクション映画で、まるで「ジョン・ウィック」みたいと思っていたら、脚本、そして製作を手掛けている人はそれぞれ「ジョン・ウィック」を手掛けている人だったんですね。納得。
なんでも続編の企画も進んでいるそうですが、1作目を超えるアクションやストーリーを見せてくれるのか楽しみです。
