鉄道のシステムがダウンし都市銀行も同様の状況に陥る。
サイバーテロの可能性も考え独断で署員を動かす大森署の竜崎署長に警視庁本部の生安部長から圧力が。
そんな中、非行少年の暴行殺害事件が発生し、二つ事件の解決のために指揮を執る竜崎は、同期の伊丹刑事部長から自身の異動の噂を告げられる。
竜崎の元に異動の話が。
キャリアにとって異動は当然。
どこに行こうとどんな立場になろうと「原理原則」を貫き職務を全うするだけと考えていた竜崎だけれど、大森署を離れる事を考えると、うろたえ感傷的に。
そんな自分に戸惑う竜崎は、シリーズの最初の頃に比べて人間臭さを感じさせます。
実際、大森署員達もいつしかそんな竜崎を信頼し慕うようになり、異動となる竜崎に掛けられる言葉、そして行動には思わず目頭も熱くなりました。
今回語られるサイバー犯罪と殺人事件の描かれ方についてはもっと突っ込んで描いてくれた方が良かったけれど、本作はあくまで竜崎のこれまでの歩みと次のステップへ移行するための総括的な物語だったのかな。
さて、異動先で竜崎はどのような波乱を巻き起こすのか。
そして人としての成長する姿を更に見せてくれるのか楽しみです。