クリスマスイブ前夜、母の容体悪化の知らせを受け、猛吹雪のなかロッキー山脈を越えるべく車を飛ばす女子大生のダービーは悪化する天候を受け、仕方なく途中のパーキングエリアに寄ったところ、そこで一台の車の中に少女が監禁されているのを発見する。
パーキングエリアに居合わせたのは4人の男女。
果たして誰が誘拐犯なのか、ダービーは少女を助けるために動き出すのだが・・・。
母の病を知り車を走らせる女子大生ダービー。
猛吹雪の為やむなくパーキングエリアで天候回復を待つ事にするも、そこで車の中に少女が監禁されているのを発見します。
ダービーは少女を救う為に動き出しますが、まずは居合わせた男女4人のうち誰が誘拐犯なのかという謎が緊迫感を高めます。
誘拐犯が判明した後も、武器もなく、味方もおらず、携帯電話の電波も届かない状態の中、ダービーが時に心が折れそうになりながらもフルに頭を回転させ、文字通り体を張って少女を助けようとする様はスピード感と緊張感を維持し読者を惹きつけます。
ダービーの頑張りはバイオレンスアクションとして、そして読者の予想を裏切るような仕掛けはサスペンスとして読み応えありました。
また、終盤はダービーだけでなく誘拐された少女の頑張りにも注目したいですし、普通の女子大生でしかないダービーが自身の命を懸けてでも少女を助けようとするのかといった、ダービーの心情にも心動かされます。
雪で閉ざされた状況として少々不満な部分もありますが、B級映画的な部分も含めてスリラー好きはチェックして損は無し!