〈魔界都市ブルース〉、長編シリーズの最新作。
秋せつらが今回対峙するのは魔界都市〈新宿〉に蘇った"切り裂きジャック”。
誰かを切りたいという欲求が新宿中に広がる中、ジャックが蘇った理由とは何なのか・・・。
今回も全てが描かれる訳でなく、いつものように放り出された部分もあるけれど、朽葉や豹馬、屍にメフィストとシリーズお馴染みの顔ぶれも登場しているせいか、最近の長編の中でも面白かったですね。
さて、秋せつらといえば普段は「僕」と名乗るものの、時折「私と会ってしまったな」ともう一つの人格が出てくるところが読みどころ。
しかし、魔界医師メフィストの想い人(?)でもある「私」は全く登場しない事もあるのですが、そういう時はやはり残念な気持ちになります。
今回はその「私」の登場は無し。
出番無いのかよと思っていたら、いつ以来ぶりかは分からないですが、ある人物の登場。
いやー、あまりにも久しぶり過ぎてその存在をすっかり忘れていました(笑)。
でも久しぶりの登場の割にはちょっと雑な扱いだったような気もします。
折角登場させるなら、もう少し派手な展開を見せて欲しかったかな。
