〈れんげ荘〉シリーズ四作目。
キョウコさんが、ふらりと部屋を訪れる猫のぶっちゃんに悶絶する姿が可愛い(笑)。
また、街中で散歩するぶっちゃんに会えた時の場面がなんとも愛おしく描かれています。
しかし確実に時間は流れていて、実家の母親が倒れて痴呆症を患いキョウコの事をまったく認識しなくなっています。
けれどもそれが逆にキョウコや兄夫婦にとってもある意味救いになっている様子が、なんとも切なくもありながら現実的でもありますね。
それにしても、「れんげ荘」で流れる時間はゆったりしていると思っていましたが、時は平等に過ぎていきます。
その中でキョウコさんはどう感じ、どう考えているのでしょうか。
次にキョウコさんに会える時を楽しみにしたいと思います。
散歩するネコ れんげ荘物語