「ドライブインよしだ」さんでイカ丼に舌鼓を打った日ですが(過去記事は
こちら)、その日のメインの目的地は昨年オープンした「年縞博物館」でした。


三方五湖の水月湖の年縞、世界一の長さを誇る7万年分45mをステンドグラスのように展示した「水月湖年縞7万年ギャラリー」を見学することができまます。

年縞は季節ごとに異なるものが堆積されて形成され、明暗1対の縞が1年に相当するとの事。

1万年前の年縞。

7万年前の年縞。

水月湖の地形と周辺環境により、奇跡とも呼ばれる年縞が形成されており、年縞から過去の気候変動や災害、三方五湖周辺の環境の変化や人々の暮らしなども分かるとの事。
そして、放射性炭素年代測定で化石や遺物の年代を調べる際、これまでは誤差があったものも、7万年分が途切れる事ない水月湖年縞が「世界標準のものさし」として年代の測定に用いられる事によって正確な年代を割り出す事が出来るそうです。



水月湖年縞の他にも世界の年縞だったり、「はかり」のミニ博物館があったりと、7万年分の地球のロマンを感じとる事が出来ました。