『猫と狸と恋する歌舞伎町』(過去記事はこちら)に続くシリーズ2作目。
任侠狸の組織の元で働かざる得なくなった化け猫の千歳は、組長の娘で恋人の椿ともどこか距離を置いてしまってます。
そんななか千歳は、感情を見せないお目付役のような諏訪の心を揺り動かすべく、人間の女性との仲を取り持とうとするも、そこから思いがけない事態へと発展していきます。
自分の人生は自分でしか決めれないのか、選択肢は無かったのかはともかく、今歩いているその道を正解にする努力はいつだってできる。
そんな風に思えるようになった千歳もだけれど、諏訪もきっと幸せなんだろうと暖かい気持ちになれます。
しかし、千歳が諏訪のことを勘違いしていたのは残念だったかも(笑)。
でも、そんな風に千歳が思い、そして行動するからこそ諏訪にも今までと違った顔が見えてくるようで、千歳と諏訪がいい相棒になったみたいで今後も楽しみ!
獣に道は選べない (新潮文庫nex)