〈キングキラー・クロニクル〉の第二部の第六巻。
アデム人の世界で、レサニについて学び、そしてケタンの修行を受ける事になったクォート。
アデム人の独特な文化に戸惑い、孤独を感じつつも、学ぶ姿勢だけはぶれない様子は何よりクォートらしさを感じます。
苛酷な修行とアデム人との交流を経てクォートは何を学んだのでしょうか。
そして、それが活かされるのは次巻以降のお楽しみといったところでしょうか。
でも、この第二部も次で完結。
なんだか先がまだまだ見えない感じ。
これって三部作ですよね?
まだ本国でも刊行されていない第三部で、様々な謎を一気に明かしていくのでしょうか。
それにしても今回は子を宿す事についての議論とかが描かれており困惑(笑)。
これって必要な話しだったのでしょうか。
果たしてこの物語の今後への伏線になってたりするんでしょうかね(笑)。
賢者の怖れ 6 (ハヤカワ文庫FT)