映画 「はじまりのうた BEGIN AGAIN」

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キーラ・ナイトレイ、マーク・ラファロ主演の映画「はじまりのうた BEGIN AGAIN」を観ました。

キーラ・ナイトレイ演じるシンガーソングライターのグレタは、恋人のデイブが製作した曲が映画に採用された事から、イギリスからアメリカへとデイブと共に引っ越してくるも、デイブの浮気によって別れるが、友人のもとへ訪れた事がきっかけで落ち目の音楽プロデューサー、マーク・ラファロ演じるダンの目に留まって・・・といったストーリー。

失恋しイギリスへ帰ろうとするも、ダンの目に留ってデビューするためにニューヨークの街そのものをスタジオにしてアルバムの制作をする様子が、ハンディカメラでさりげなく目線を同じように感じさせてくれるので、音楽のもつ素晴らしさや力がよりストレートに伝わってきます。

落ち目のプロデューサーであるダンも、グレタと出会った事で人生を再び輝かせるものへと再生する様子も素晴らしく、ダンとダンの妻が一緒に座って音楽を聴く姿と、グレタが元恋人のデイブのステージで彼女との思い出の曲「LOST STARS」を聴いてから自転車で街中を走る時の笑顔が本当に素敵で、彼女がデイブの歌う姿を見てどのように感じ、二人がその先どうなったのかは分からないながらも、何故だか胸がいっぱいで目頭が熱くなる、幸せな気分になれる映画でした。

なお、キーラ・ナイトレイ演じるグレタの（元）恋人デイブ役はMAROON5のフロントマンであるアダム・レヴィーン。

彼の歌う「LOST STARS」がまた良くて、映画を観終わってもずっと頭の中で流れてます。