『賢者の怖れ 2(キングキラー・クロニクル第二部)』 パトリック・ロスファス | 固ゆで卵で行こう!

固ゆで卵で行こう!

ハードボイルド・冒険小説をメインにした読書の日々。


時に映画やRockな日々。またDragonsを応援する日々。そして珈琲とスイーツな日々。

賢者の怖れ 2 (ハヤカワ文庫FT) 賢者の怖れ 2 (ハヤカワ文庫FT)
パトリック ロスファス Patrick Rothfuss

早川書房 2018-06-05
売り上げランキング : 79066

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

 

 

〈キングキラー・クロニクル〉第二部の第二巻。

 

今回も大学の中での出来事がメインに描かれております。

 

しかしながらその様子がとにかく面白く、クォートがいかにリュート、音楽を愛しているのかが分かる場面では、クォートと一緒に思わず涙しそうになりました。

 

そしてその事が、実は今回語られる事件の裏側にあった、ある事実が判明する場面では胸が暖かくなります。

 

しかし相変わらずクォートは危なかっしいです。

 

優秀なレラールといえども、まだまだ少年でしかなく、そもそも大学に入る際も年を誤魔化して入っているんですよね。

 

そんな少年が生き残るために、才能もあるけれど必死に知恵を絞る様子があるからこそ、その短慮さを差し引いて魅力的な少年に見えるのでしょう。

 

そんなクォートも、ようやくチャンドリアンについての手掛かりとなりうるきっかけを得ます。

 

果たして物語も次巻からいよいよ動き出しそうな予感です!