『真実の魔術師』 チャーリー・N・ホームバーグ | 固ゆで卵で行こう!

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真実の魔術師 (ハヤカワ文庫FT) 真実の魔術師 (ハヤカワ文庫FT)
チャーリー・N・ホームバーグ 原島 文世

早川書房 2018-03-06
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〈紙の魔術師〉三部作の完結編。

 

これまでシオニーの活躍に対して、師匠のエメリーの影が薄かったところですが、最後の戦いでは師匠の面目躍如といった場面が見れて良かったです(笑)。

 

それにしても、シオニーとエメリーの間は2年の間ですっかり甘いものになってたのね~。

 

そういったロマンス部分や魔術の修行する様子など、日常の姿をもっと読んでみたっかったかも。

その辺の物語の膨らみが見れると、この物語の世界での〈魔術〉の役割などがより深く理解でき、さらにこの物語を魅力的なものとして映し出されたんじゃないでしょうか。

 

それと、結局ライラは再登場なしでちょっと拍子抜けしたかも。

また、一作目でシオニーがライラにかけた術の本当のところは判明されてないような気もします。

 

そういった部分も含めて惜しいなぁと思うところがありましたが、ラストで描かれた“ハート”の場面、ロマンチックで良かったですね。

 

ディズニーで映画化が決まっているという話ですが、実際に映像化されたら魅力的な紙の魔術が見れるかも知れないので楽しみにしたいところです。