4月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:2327
ナイス数:192
拝啓、本が売れませんの感想
ゆとり世代作家額賀澪が、編集者やデザイナー、書店員などにストレートに「売れる本」について尋ねあるくうちに、自身が「売りたい本」について改めて気づいていくノンフィクション。同世代の作家さんに嫉妬したり、指摘を受けた事について考え込んだりと、額賀さんの素直な想いが可笑しくもありつつも、その真剣さが伝わってきます。「面白くない本なんてない」というのは一つの真理ですね。しかし、6月発売の新作の一部分を掲載するという試みがされてるですが、読んでみると既に面白く新作が待ち遠しくなるのはすっかり罠に嵌ってる?!(笑)。
読了日:04月29日 著者:額賀 澪
ペインスケール (ロングビーチ市警殺人課) (創元推理文庫)の感想
〈ロングビーチ市警殺人課〉シリーズ2作目。前作は魅力的な欠片は見えるものの、こなれてない感じがあって若干読みにくかったものの、本作ではその点が見事に払拭されてます。心だけでなく文字通り傷ついたダニーは職場に復帰するもの、痛みを抱えながらの捜査する事になる事件はなんとも痛ましいもの。地道に手掛かりを追い求めるうちにダニーはどう痛みと向き合っていくのか。前作に続いて再生のお話しでもあるものの、ラストは更なる痛み、ペインスケール10を抱える事に。果たしてダニーはジェンとどう向き合うのでしょうか。
読了日:04月26日 著者:タイラー・ディルツ
パーソナル(下) (講談社文庫)の感想
G8での暗殺を阻止すべくスナイパーの居所を探るリーチャーですが、シャーロック・ホームレスと称されたリーチャーの脳裏に浮かぶものは果たして。比類なき強さを見せてきたリーチャーですが、今回相手となるリトル・ジョーイの人間離れたした強さにはさすがのリーチャーも苦戦を強いられる様子が描かれたぶん、スナイパーと対峙する場面はもう少し楽しませて欲しかったかな。けれどもタイトルが示したいたように、暗殺計画の裏にある真実と結末に一捻りあるあたりは良かったですね。さて、未訳のシリーズ作品もこの調子での紹介、待ってます!
読了日:04月21日 著者:リー・チャイルド
パーソナル(上) (講談社文庫)の感想
〈ジャック・リーチャー〉シリーズ。フランス大統領の暗殺未遂。容疑者の一人はリーチャーがかつて逮捕したスナイパー。リーチャーはパリ、そしてロンドンへ飛んでスナイパーの存在を探ります。相棒となるCIAの女性は精神安定剤を飲んでいる様子など、どこか危うさを感じさせるのが公判でどう描かれるのか。リーチャーの一人称で語らることもありスイスイ進んで・・・下巻へ!
読了日:04月21日 著者:リー・チャイルド
真実の魔術師 (ハヤカワ文庫FT)の感想
〈紙の魔術師〉三部作の完結編。シオニーの活躍に対して師匠のエメリーの影が薄かったところですが、最後の戦いは師匠の面目躍如といったところが見れたのは良かった。でも、シオニーとエメリーの間は2年の間ですっかり甘いものになってたのね。そういったロマンス部分と魔術の修行などの日常の姿をもっと読んでみたっかったです。それと結局ライラは再登場なしでちょっと拍子抜けしたかも。それにライラにかけた術の本当のところは判明されてないような気もします。でもラストのハートの場面はロマンチックで良かったですね。
読了日:04月14日 著者:チャーリー・N・ホームバーグ
硝子の魔術師 (ハヤカワ文庫FT)の感想
シリーズ2作目。前作での冒険を経て師匠の事をエメリーと呼ぶようになったものの、二人の仲は縮まってはいるけれど思うほど親密な関係にはなれないところに思い悩むシオニー。そんなシオニーとエミリーの微妙な関係と魔術師としての修行の様子をもっとじっくり見てみたいところでしたが、シオニー自身がある人物から狙われた事から自ら向う見ずにも危険に飛び込みます。無鉄砲なのもいいですが、そういった責任感もシオニーの魅力なのかな。さて、タイトルの意味が示唆していたものが判明し、その秘密を抱えたシオニーにはどのような未来が…?!
読了日:04月08日 著者:チャーリー・N・ホームバーグ
そしてミランダを殺す (創元推理文庫)の感想
空港のバーで出会った美女リリーにテッドは自身の妻ミランダの浮気を打ち明け、そして二人はミランダ殺害の計画を立て始め果たして計画は順調に進むかと思えたが、当然そう簡単にはいかないのがサスペンス。序盤はいまひとつ乗れない部分もあったものの、テッドに起こるある出来事の後は、それまでのテッドとリリーの視点からとは別の視点で物語が描かれる中で、果たしてどのように事態が転がっていくのかページを捲る手が止まらなくなります。ラストがそういう形になるのは、この手のサスペンスでは納得のものでしたね。
読了日:04月05日 著者:ピーター・スワンソン
読書メーター
4月は7冊と、今年に入ってからは一番読めた月になりました。
その中ではやはり「ミランダを殺す」の印象が強いですね。
〈紙の魔術師〉シリーズはなかなか面白かったんですが、もっと面白くなりそうな感じがするので惜しい気がします。
でもディズニーで映画化が決まってはいるらしいので、映像で見てみたいかも。
さて、5月です。
GW期間中にどれだけ読めるかなんですが、たぶんドラマを見まくる予感がしてます(;´▽`A``