『硝子の魔術師』 チャーリー・N・ホームバーグ | 固ゆで卵で行こう!

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硝子の魔術師 (ハヤカワ文庫FT) 硝子の魔術師 (ハヤカワ文庫FT)
チャーリー・N・ホームバーグ 原島 文世

早川書房 2018-01-10
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〈紙の魔術師〉シリーズ三部作の二作目。

 

前作での冒険を経て、シオニーは師匠の事をエメリーと呼ぶようになっているのにまずはびっくり。

 

二人の仲が進展しているのかと思いきや、確かに距離は縮まってはいるけれど、思うほど親密な関係にはなれないところシオニーは思い悩んでいます。

 

そんなシオニーとエミリーの微妙な関係と魔術師としての修行の様子をもっとじっくり見てみたいところでしたが、シオニー自身がある人物から狙われた事から、またも向う見ずにも自ら危険へと飛び込みます。

 

決断力があるのはいいですが、自分自身だけでなく周りのものも危険にさらす事になるので、無鉄砲とそしられても仕方ない行動ではないでしょうか。

 

もっとも自身がやらないといけないと思う、そういった責任感もシオニーの魅力といえるのかも知れませんね。

 

さて、本書のタイトル〈硝子の魔術師〉の意味が示唆していた真実が判明するあたりはなかなか見事な展開だったかと思います。

 

そして、その恐るべき秘密を抱えたシオニーには一体どのような未来が…?!