『そしてミランダを殺す』 ピーター・スワンソン | 固ゆで卵で行こう!

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そしてミランダを殺す (創元推理文庫) そしてミランダを殺す (創元推理文庫)
ピーター・スワンソン 務台 夏子

東京創元社 2018-02-21
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搭乗する予定の飛行機の待ち時間、空港のバーで出会った美女リリーに酔った勢いで妻の浮気を打ち明けたテッドは、いつしかリリーと妻ミランダの殺害について話し始める。

 

 

 

空港のバーで出会った美女リリーにテッドは自身の妻ミランダの浮気を酔った勢いとはいえ打ち明けます。

 

やがてリリーからそそのかされるようにミランダを殺したいと言葉にしたテッドは、リリーと共にミランダ殺害の計画を立て始めます。

 

果たしてリリーによって進められる計画は順調に進むかと思えますが、当然そう簡単にはいかないのがサスペンス。

 

序盤はいまひとつ乗れない部分もあったものの、テッドに起こるある出来事の後、急転直下の展開を見せます。

 

その出来事が起こるまでは殺害計画を立てるテッドとリリーの視点から描かれていましたが、更に別の登場人物の視点で物語が描かれるようになり、よりサスペンスフルに。

 

殺そうとした側、逆に殺される側、それぞれの思惑が果たしてどのような事態を見せるか、ページを捲る手が止まらなくなり、最後の最後まで目が離せないものに。

 

そしてラストで示される本当の結末を示唆するもの・・・。

この手のサスペンスでは納得のものではあるものの、思わず嘆息してしまいそうにもなりました。