昨日は仕事の合間に「BON COFFEE」さんに、ふらふらっとお邪魔。
タンザニアを淹れてもらって、リー・チャイルドの「パーソナル」を読み始め・・・たものの、お喋りをずっとしてて結局開いただけでした(笑)。
家に珈琲豆はありますが、毎日2~3回淹れているとすぐに無くなってしまうので、やはり豆も購入しました。
さて、読書の方はこの一週間の間に予定通り「硝子の魔術師」は読了できました。
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硝子の魔術師 (ハヤカワ文庫FT)
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そして続いて「真実の魔術師」も読了。
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真実の魔術師 (ハヤカワ文庫FT)
864円
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勢いに乗って積読本、減らしていきたいです(^^)
さて、昨日は三谷幸喜版の名探偵エルキュール・ポアロのドラマ第二弾「黒井戸殺し」を見ました。
舞台を昭和27年の日本に移し替え、野村萬斎が名探偵・勝呂武尊となって事件を解決するミステリですが、アガサ・クリスティの原作「アクロイド殺し」を読んでいて真犯人を分かって観ていても十二分に楽しめる作品でしたね。
ちょっとした小ネタをさらりと見せたり、コメディっぽい描かれ方など三谷幸喜らしい演出は見えるものの、ミステリとしてドラマの進行を妨げない程度に抑えられており、何より原作へのリスペクトが感じられるような内容でした。
全体的な雰囲気はちょっと横溝正史っぽいところもありつつ、印象的な場面では登場人物のセリフが原作と同じように使われていたり、原作ファンでも満足いったという方が多かったんじゃないでしょうか。
原作との違いといえば、キーパーソンとなった柴医師の姉カナ(原作ではシェパード医師の姉キャロライン)の存在でしょうか。
この辺の描き方もうまかったですね。
観ているものに「実は・・・・?!」と想像力をかき立てるような描かれ方も面白かったですし、この事件の語り手となる柴医師を演じる大泉洋の演技も良かったです。
また、野村萬斎版ポアロも二作目となると、ちょっと見なれてきたような気もします(笑)。
なので、更なるシリーズ化も期待してもいいかも知れませんね。
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