2018年2月の読書メーター、まとめ。 | 固ゆで卵で行こう!

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ハードボイルド・冒険小説をメインにした読書の日々。


時に映画やRockな日々。またDragonsを応援する日々。そして珈琲とスイーツな日々。

2月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:817
ナイス数:137

完パケ!完パケ!感想
映画監督を目指す二人の青年が、卒業制作の映画を撮る様子を描く青春小説。対照的で互いが持っているもの、持っていないものに憧れ嫉妬する姿は人間なら誰しも覚える感情の濁り。けれども、映画を真剣に作る上でそれぞれがそれぞれを認め合えるようになる姿は清々しい。また、映画を作る裏側がさらりと描かれている様子も興味深く、映画の完パケに向けれ主人公二人の切実な想いが胸に迫り、読んでる方も熱くなれました。
読了日:02月28日 著者:額賀 澪
アルテミス(下) (ハヤカワ文庫SF)アルテミス(下) (ハヤカワ文庫SF)感想
不可能とも思えるミッションに挑む事になるジャズ。彼女を放ってはおけない月の住民たちが彼女を助けるけれど、一難去ってまた一難、危機につぐ危機の連続でハラハラドキドキな展開で読ませてくれます。また、ジャズが子供の頃から文通している相手とのやり取りが挿入されてきましたが、最後の最後でジャズを危機から救う為に活かされるように描かれていたのも巧かったですね。正直SF的ガジェットに関しては自分の想像力をフルに活動させないといけなかったりしましたが(笑)、映画化が決まっているようなので是非映像で楽しみたいですね~。
読了日:02月25日 著者:アンディ・ウィアー
アルテミス(上) (ハヤカワ文庫SF)アルテミス(上) (ハヤカワ文庫SF)感想
『火星の人』のアンディ・ウィアーの長編2作目となる本作は月が舞台。そして主人公は女性ではあるものの、何事にも前向きな感じは『火星の人』の主人公に通じるところがありますが、『火星の人」のサバイバル感に比べると全体的に軽い感じもします。月に住む事や経済の事などの設定も興味深く描かれてて楽しく読めますが、主人公のジャズが月の経済活動を左右する事になる犯罪活動に加担し、難しいミッションを成功させようと奮闘する様子が描かれ一気にシリアス度が増したところで・・・下巻へ!
読了日:02月25日 著者:アンディ・ウィアー
エスケイプ (ハヤカワ文庫SF)エスケイプ (ハヤカワ文庫SF)感想
中国軍が核を使用した事により、ローダンは人々を救うためにもテラニアを放棄する事に。テラニアから逃げ出したローダンとブルですが、再びテラニアの地を踏む事が無事にできるのか。一方でパイ・ジェン将軍も遂に決断を下す事になります。テラニアを巡っての大きな動きが見える中で、アメリカ政府から糾弾されたクレストの事や、遥か金星で起きている事など、いろいろ気になる展開はどのように収拾つけていくのか楽しみです。
読了日:02月04日 著者:アルント エルマー

読書メーター

 

 

 

 

2月は4冊(3作品)のみの読了という結果に。

 

大雪が降った時は全く読めなかったので、この結果はしょうがいないですね(;´▽`A``

 

 

〈ローダンNEO〉は、次巻でいよいよシリーズの一応の区切りを見せてくれるので楽しみです。

 

そしてアンディ・ウィアーの「アルテミス」は読んでてハラハラドキドキできるSFでした。

 

また、額賀澪の「完パケ!」は職場でお昼休憩中に読んでて涙出そうになり、ちょっと焦りました(笑)。

 

 

3月はまだなんだかんだと忙しいので、どこまで読めるか分かりませんが、積読本を一冊でも減らしていきたいところです。