『東の果て、夜へ』 ビル・ビバリー | 固ゆで卵で行こう!

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東の果て、夜へ (ハヤカワ・ミステリ文庫) 東の果て、夜へ (ハヤカワ・ミステリ文庫)
ビル ビバリー 熊谷 千寿

早川書房 2017-09-07
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ロサンゼルスのスラム街で麻薬斡旋所の見張り役をする15歳の少年、イースト。

警察の強制捜査によって施設が押さえられ、責任を問われたイーストに、組織の裏切り者である判事を殺せとボスが命令する。
標的は遠く東に離れたウィスコンシン州へ旅行中で、組織幹部が裁かれる法廷に証人として立つためにロサンゼルスに戻ってくる前に始末しなければならない。

13歳にして殺し屋である弟と他2名の4人で2000マイルに及ぶ旅が始まる。

 

 

 

 

15歳の黒人の少年イーストは、叔父であるギャングのボスに命じられ人を殺しに東へ赴く事に。

 

同行するのは不仲である13歳の殺し屋の弟の他に2人。

 

これまで見張り役という仕事を果たしてきたイーストは今度の任務もきっちり果たそうと、チームの調整役たらんとしようとします。

 

けれども、東へ向かう道中で仲間達との間に生まれる軋轢は、しっかり者のように見えたイーストも、やはりまだ15歳の子供なのだなといった印象。

 

そしてひたすら東へ向かった先、ようやく使命を無事に果たし終える事ができたかに思えたあとに起こった出来事は、イーストに何をもたらしたのか。

 

これまでの生き方を見つめ直す時間を持つ事が出来たイーストは、最後、ある決断を下します。

 

イーストが旅路の中で経験し成長する様子はドライに描かれているけれど、クライムノベルでありロードノベルであり青春小説として結実するラストも印象深かったです。