2017年12月の読書メーター、まとめ。 | 固ゆで卵で行こう!

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ハードボイルド・冒険小説をメインにした読書の日々。


時に映画やRockな日々。またDragonsを応援する日々。そして珈琲とスイーツな日々。

12月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:2314
ナイス数:276

偽りのレベッカ (講談社文庫)偽りのレベッカ (講談社文庫)感想
11年前に行方不明になったレベッカに成りすました「私」。首尾よくレベッカの家にもぐり込む事ができるも、レベッカの両親や弟達に抱き始める違和感の正体とは。そして本私がレベッカとして騙し通せるのかや本物のレベッカは一体どうなったのかといった謎が物語に緊張感を与えてくれますが、もう少し「私」のパートでのハラハラ感があればより引き込まれたかも。しかし最後まで読み終えると、張り巡らされた伏線を確認したくて最初から読み返したくなるのは間違いないです。そして彼女の未来がより良いものになる事を祈らずにいられませんでした。
読了日:12月31日 著者:アンナ・スヌクストラ
黒魔孔 魔界都市ブルース黒魔孔 魔界都市ブルース感想
今回は全体的に読みやすい印象でした。もっとも世界の存亡に繋がる危機が迫っているはずだけど、その緊迫感や危機感はあまり感じれなかったですね。夜香の出番などもあってシリーズのファンには嬉しい部分はあるけれど、世界すら飲み込む黒い孔との戦いまでの流れも含めてあっさりめな物語だったかも。もう少し”私”の強さとかが見たいなぁ。
読了日:12月27日 著者:
東の果て、夜へ (ハヤカワ・ミステリ文庫)東の果て、夜へ (ハヤカワ・ミステリ文庫)感想
15歳の黒人の少年イーストは、叔父であるギャングのボスに命じられ人を殺しに東へ。同行するのは殺し屋の弟の他に2人。これまで見張り役という仕事を果たしてきたイーストは今度の任務もきっちり果たそうとするものの、仲間達との間に生まれる軋轢はしっかり者のようでもやはり子供なのだなといった印象。そしてひたすら東へ向かった先に起きた出来事はイーストに何をもたらしたのか。イーストが旅路の中で経験し成長する様子はドライに描かれているけれど、クライムノベルでありロードノベルであり青春小説として結実するラストも印象深かった。
読了日:12月23日 著者:ビル ビバリー
天涯無限 アルスラーン戦記 16 (カッパ・ノベルス)天涯無限 アルスラーン戦記 16 (カッパ・ノベルス)感想
遂に完結。第一巻からリアルタイムで追いかけてきたファンには感慨深いものがあるのは間違いないでしょう。そしてやはり皆殺しの田中の面目躍如。ここ数巻は物語を畳むためだけのお話のような印象でしたが、あれだけ血の通っていた登場人物たちが数行で亡くなっていくのは本当に寂しい。けれども王の在り方と次世代に繋がる終わり方は悪くないですし、最後はやはり泣けました。なにはともあれどういった形であれ完結させてくれたことに感謝。
読了日:12月16日 著者:田中芳樹
ミュータント (ハヤカワ文庫SF)ミュータント (ハヤカワ文庫SF)感想
シリーズ5巻目。今回はテレポーターであるシドの過去がメインに描かれる中で、異能者を集め自分たちのために利用する組織と、異能者の能力を世界をよりよくするためにローダンに協力しようとする勢力と、二つの反する組織の事が少しずつ明らかに。一方、アルコン人(クレスト)の本当の目的も明らかになり、また、ゴビ砂漠ではパイ・ジェン将軍に詰め寄られていよいよ苦境に陥るローダンが描かれる中、より一層事態は混沌としてきた模様。あと3巻でピタリと着地点が見えるのか心配になってきた(笑)
読了日:12月12日 著者:
ウズタマウズタマ感想
倒れて意識不明の父から渡されていた大金の入った預金通帳は誰かが周作の為にと少しずつ預金していたもの。本作はミステリー仕立てで始まるけれど温かい家族の物語。周作は母を幼い頃に亡くし顔も覚えておらず、父が倒れ、子連れの婚約者との結婚する事に恐怖に似たものを感じています。そんな周作が自分のルーツを探すうちに、自身が抱えていた孤独の正体に向き合い、大切なものを取り戻す事ができる様子が、とにかく胸をうつように描かれて何度も涙腺が弛みそうになりました。とりあえずサッポロ一番塩ラーメンに野菜たっぷりにウズラの卵を!
読了日:12月09日 著者:額賀 澪
このミステリーがすごい! 2018年版このミステリーがすごい! 2018年版感想
今年も国内編はほぼ全滅(笑)。かろうじて太田愛氏の「天上の葦」(18位タイ)を読んでたぐらい。一方、海外編ではベスト10内は2作品、ベスト11~22位内で3作品、21位以下で4作品と、今年は全部で9作品しか読んでないという結果に。読書ペースが落ちているので新刊を買うのを控えている性もあるけど、自分のアンテナの感度が鈍っているのかな。なにはともあれ本書を参考にして、まだ読んでいない傑作達を読めるのは喜ばしいことです。
読了日:12月08日 著者:
少女〈下〉 (犯罪心理捜査官セバスチャン) (創元推理文庫)少女〈下〉 (犯罪心理捜査官セバスチャン) (創元推理文庫)感想
後半に入ってますます少女ニコルへの想いを強くするセバスチャン。その抱えている痛みには、まさかセバスチャンのために涙腺が弛むとは思わなかった。そんなセバスチャンにまさかのヴァニヤの仕打ち。うーん、そこまでしなくても思わないでもないですが、真にセバスチャンが人間らしい人間になるにはもしかしたら正しいのかも。それにしても今回も人間模様にはらはらさせられます。予感的中ですがビリーの問題があらわになり、そしてラストは・・・またまたクリフハンガー的な終わり方!早く続きがまたも知りたい!
読了日:12月07日 著者:M・ヨート,H・ローセンフェルト
少女〈上〉 (犯罪心理捜査官セバスチャン) (創元推理文庫)少女〈上〉 (犯罪心理捜査官セバスチャン) (創元推理文庫)感想
前作のラストがラストだっただけに続きが気になってたので、まずはすぐに翻訳紹介してくれた出版社様に感謝。さて、事件は子供二人を含む一家四人殺害事件。唯一の目撃者と思われる少女に自身の亡くした娘を重ねて寄り添おうとするセバスチャンに思わず共感。でもやはりセバスチャンはセバスチャンなので、節操無く女性と寝ちゃうあたりには呆れるばかり。しかしそれもセバスチャンが自身を守ろうとする心の現れかも。ところでビリーの様子に不穏さしか感じないんですが・・・って事で下巻へ!
読了日:12月07日 著者:M・ヨート,H・ローセンフェルト
ノーマンズランドノーマンズランド感想
〈姫川玲子〉シリーズ最新作。“北”の問題が注目される中で描かれるのはこの国を、そしてこの国に住む国民を守るには・・・といった難しい問題。簡単に解決できる問題じゃないからこそ作中で語られるように、少しずつ重ねたり埋めたりしないといけないのかも。そして姫川自身はガンテツから「死神」と言われるように、その身に痛みを抱え続けています。けれどもそれは姫川を、これまでとは違う意味でより強い刑事として成長させるものとなるのでは。さて、新たに登場した武見検事が姫川にとってどんな存在になるのでしょうね。
読了日:12月03日 著者:誉田哲也

読書メーター

 

 

 

 

2017年最後の月となる先月は久々に10冊。

 

その中で印象に残ったのは、その内容に納得いくかどうかは別として「アルスラーン戦記」の完結編ですね(笑)。

 

なにはともあれ完結させてくれた事に作者に感謝です。

 

また、他の作品もここも12月は印象深いものが多かったです。

 

年末のミステリ各種ランキングの上位に入っていたビル・ビバリーの「東の果て、夜へ」が特に良かったですし、国内作品では額賀澪の「ウズタマ」も良かったです。

 

 

さて、あらためまして・・・・

 

新年、あけましておめでとうございます。

 

昨夜は、会社の仲間から頂いた麦酒を飲み紅白を観ながら年を越しました。

 

2018年が皆様にとって幸多き年になりますように・・・☆

 

本年もどうぞよろしくお願いいたします。