映画 「SCOOP!」 | 固ゆで卵で行こう!

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福山雅治主演の映画「SCOOP!」を観ました。

 

福山雅治が下種なパパラッチ役を演ずるという事で興味ありましたが、序盤はそのパパラッチ静の姿が一昔前に描かれたような、いかにもな感じにはちょっと引き気味になりながら観てました。

 

けれども嫌々ながらも組まされる、二階堂ふみ演ずる新人記者の野火とのやり取りなどはコミカルで、意外に楽しめましたね。

 

そこから一転しての最後の事件。

まさに急展開で、静とリリーフランキー演ずるチャラ源との間にあった過去が劇中では、何かがあったと思わせるのみで、観ているものには想像しか出来ないところが物足りなかったかも。

 

二人の間に何があって、そして現在も切っても切れない絆がある様子が描かれていると、その結末もより深い部分で感じる事ができたかも。

 

 

それにしても芸能人の私生活や裏の顔など、興味本位で記事を読む事はありますが、福山雅治演ずるパパラッチのような下種な人種も需要があるからこそ仕事として成り立っているんですよね。

 

それを皮肉るように描いた映画ともいえますし、二階堂ふみ演じる新人記者が、最初は最低の仕事だと言いながらも、いつしか最高の仕事だと言うようになるなど、静の姿を見ながら成長する様子を描いた映画とも言える作品なのかも知れませんね。