『ピエロがいる街』 横関大 | 固ゆで卵で行こう!

固ゆで卵で行こう!

ハードボイルド・冒険小説をメインにした読書の日々。


時に映画やRockな日々。またDragonsを応援する日々。そして珈琲とスイーツな日々。

ピエロがいる街 ピエロがいる街
横関 大

講談社 2017-05-24
売り上げランキング : 133989

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

「開かれた市政、会いに行ける市長」とのスローガンを掲げる宍戸市長は、時間さえ空いていればどんな来客でも応対するが、兜市は財政難の危機にあり、市議会も大荒れが予想されていた。

そんな兜市の駅前で就職活動がうまくいかず悩んでいた立花は、突然ピエロに話しかけられ、いつの間にかピエロの助手として働く事になる。

 

 

 

ピエロの正体はあの人でしょ~。

 

なんて、先入観を持って読んでたせいで、最後まですっかり騙されていました。

 

いや、そう見せかけて違う人と見せかけつつ、やっぱりあの人なんじゃないのと思いつつ読んでたんですけどね(笑)。

 

市の為に暗躍(?)するピエロの助手となった立花くんの奮闘が彼の成長へと繋がる様子も爽やかですし、市の財政難の危機と自身の政治生命の危機に、宍戸市長がどう立ち向かい、いかに市を立て直すのかといったところも気になりつつ読み進めました。

 

そして立花くんがピエロの助手に選ばれた理由も含め、それぞれが繋がってラストに収束されていく様も楽しく読めました。