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あきない世傳 金と銀〈3〉奔流篇 (時代小説文庫)
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〈あきない世傳 金と銀〉シリーズ三作目。
幸が運命を受け入れるかのように、商いの道を惣次と一緒に歩む決意をし、夫婦で共に五鈴屋を大きくしていこうとする様子は、どこか微笑ましく幸せそうでもありました。
しかし、そう簡単にはやはりいかないんですねぇ。
後半に入って幸のことを認めていたはずの惣次の言動に変化が。
二人で店を大きくしていこうと言ってたはずが、幸の商才に嫉妬するかのように、幸は家を守っていればいいのだみたいな言葉が惣次から出だした時に感じた嫌な予感は的中するけれど、だからこそ幸は商いの道により深く入っていけるんでしょうね。
さてさて幸の商いの才能はいよいよ本格的に開花しそうです。
けれどもその前途に逆風が吹くのは間違いないので、幸の運命がどのように描かれていくのか今後がますます楽しみです。
