『炎路を行く者: 守り人作品集』 上橋菜穂子 | 固ゆで卵で行こう!

固ゆで卵で行こう!

ハードボイルド・冒険小説をメインにした読書の日々。


時に映画やRockな日々。またDragonsを応援する日々。そして珈琲とスイーツな日々。

炎路を行く者: 守り人作品集 (新潮文庫)炎路を行く者: 守り人作品集 (新潮文庫)
上橋 菜穂子

新潮社 2016-12-23
売り上げランキング : 952

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


守り人シリーズの外伝。


表題作の「炎路を行く者」は、どうして〈鷹〉になったかが描かれるヒュウゴの少年時代の物語。


祖国であるヨゴ皇国がタルシュ帝国の侵略を受けて親や妹、そして自身の矜持さえ失うような絶望を経験する中で、自分自身の核となるものを再発見する様子が、ヒュウゴを助けてくれた人々との市井の中での暮らしで感じる暖かさと共にもどかしさが描かれており、自身の中での答えに辿り着く姿はヒュウゴと共に熱いものを感じました。


また、「十五の我には」では、ジグロと共に歩んだバルサの少女時代の、若さゆえの焦燥感と、それを経験したからこその想いが詰まっており、そのように感じ取れるような年の重ね方をしたいと思いましたね。



それにしてもちょうどドラマの第二期が始まる前に文庫になって読めて良かったです。

ヒュウゴの事もちょっと忘れかけてたので、ドラマでの活躍も楽しみになりました(笑)。