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夏休み目前に母と離婚した父にから半年振りに呼びだされた高校二年生のアキオは、父の隠し子を名乗った女性が現れたと聞かされる。
10年前に盗撮事件で逮捕された父は、刑事だというその女性が本当に自分の娘であるか調べるのに抵抗があり、アキオに調べるように依頼してき、アキオは実際に会ってみる事に。
そこでアキオは彼女から盗撮事件の背後には、父をハメようとしていた陰謀の存在があったらしいと知らされる。
加えて、幼馴染で不思議な美少女お嬢様・メイに、言葉を喋る猫「ミケ」が登場し・・・。
樋口さんらしい青春ミステリですが、表紙の印象もあるけど本作はその中でも特にPOPな印象を受けました。
樋口さんの軽やかで独特な文章で無ければライトノベルと言っていいかも知れません(笑)。
主人公の少年のどこか人生を達観しているかの様子や、小学生時代の元同級生の美少女の面倒な部分はあるけれどほっとけない感じ。
それに美猫にとり憑いた幽霊や、変態官能小説家の父親とのやり取りなどの絶妙なバランス感覚は読んでいていつも通り楽しかったです。
ちょっと映像(アニメ可)でも観てみたいようなお話でしたね。
