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人間性剥奪
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中学校の教室内で突然、複数の生徒が苦しみ出し、五人が病院へと搬送され、そのうち二人が死亡する。
給食のデザートに毒物が入っており、果たして毒物は、いったい誰が、いつ、なんのために入れたのか。
教師、生徒、保護者、それぞれが秘密を抱えていて、捜査は難航する。
タイトルが思わせるほどの重さはなく、サクサクと読み進めることができるミステリでしたね。
捜査を担当する女性刑事も含めて、登場人物は味付けされてる程度。
なので、事件の内容に比べていまひとつ深刻さが伝わってこないのが難点でしょうか。
けれども読みながら怪しいと思ってた人物がやはり犯人だったけれど、そこにもうひとつポイントが重ねられているのは好印象ですね。
それだけに、もうちょっと人間そのものが描かれていればな、とちょっと残念でした。
