『孤狼の血』 柚月裕子 | 固ゆで卵で行こう!

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孤狼の血孤狼の血
柚月裕子

KADOKAWA/角川書店 2015-08-29
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所轄の捜査二課に配属された新人刑事の日岡。

暴力団系列の金融会社社員失踪事件を追うのに、一緒に組む事になる刑事はヤクザとの癒着を噂される大上だった。




昭和63年の広島が舞台。


悪徳警官ではあるけれど、警官と極道のギリギリの線でバランスをとる大上。


その大上とコンビを組むことになる新人刑事の日岡は、その姿になにを見るのか。


各章の頭の日誌はなぜ一部が塗りつぶされているのか。


孤狼の血を受け継がれていく様子には胸が熱くなりました。



それにしてもこれまで読んだ事のある柚月裕子氏の作品とは、ひとつ上のレベルといった印象。


今まではいまひとつ入り込めない作家さんという印象でしたが、本作でその印象は一転。


今後も目が離せない作家さんになりそうです。