『特捜部Q―吊された少女―』 ユッシ・エーズラ・オールスン | 固ゆで卵で行こう!

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特捜部Q―吊された少女― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
特捜部Q―吊された少女― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ) ユッシ エーズラ・オールスン Jussi Adler‐Olsen

早川書房 2015-11-06
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〈特捜部Q〉シリーズ6作目です。


いくつも続いた事件の裏にあるのはスピリチュアルな部分かも知れないけれど、その根底にあるのは誰かを愛しているという事に間違いはなく、事件を起こしたピルヨの行動は決して肯定すべき事ではないとはいえ、なぜか最後の方にはピルヨに感情移入してしまいました。


もっとも今回の事件は特捜部のカールを始めとしたメンバーが積極的に謎を解いていくというより、おこった事件をただ追いかけるうちに真相に辿り着くように描かれています。


そして物語そのものも、やるせないものしか残らないせいもあって、今一つな印象でした。

その中でカールの問題やアサドの謎、更にローセまでが、またも問題を抱え、今後のシリーズ展開はどうなるのかと、シリーズとしての謎が知りたく続きが早く読みたくなりましたね~。