『蒲公英(ダンデライオン)王朝記 巻ノ二: 囚われの王狼』 ケン・リュウ | 固ゆで卵で行こう!

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蒲公英(ダンデライオン)王朝記 巻ノ二: 囚われの王狼 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ) 蒲公英(ダンデライオン)王朝記 巻ノ二: 囚われの王狼 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)
ケン リュウ タカヤマ トシアキ

早川書房 2016-06-23
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「蒲公英王朝期」第一部完結編。


クニとマタ、二人の英雄が、かつては兄弟と呼び合った仲でありながら、それぞれが理想とする世界を目指す中で、想いがすれ違い対立を深めていく様子は読んでて切なさが増していきます。


この切ない部分は、クニとマタの二人の周りの人物との関係でもいくつも描かれており、それはこの先の未来にも暗示されているようで続きが気になりますね。


それにしても、短いエピソードもそれぞれがやはり印象的です。


特に女性陣の活躍が目覚ましく、その中でもクニとジアが互いを深く想っているように見えて、それぞれ心の奥底に見え隠れするどこか不穏な機微など、やはりこの先の展開に深く興味をかき立てられるものがあります。


ぜひぜひ第二部以降も紹介されていって欲しいですね~。