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ラスト・ウィンター・マーダー (創元推理文庫)
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『さよなら、シリアルキラー』(過去記事はこちら )、『殺人者たちの王』(過去記事はこちら )に続くシリーズ完結編。
ジャズ、コニー、そしてハウイーの3人が3人とも窮地に陥り、一体どうなるのかとやきもきしながら待ちに待っていました!
さて、その完結編、コニーのジャズへの想いや、ハウイーの見せる友情には胸が熱くなり思わず涙が。
うん、大切で大事な人達がジャズの周りにはいつでも存在していたのだから、きっとジャズは大丈夫。
そう言い聞かせるように読み進めていても、その、緊迫感とスリリングな展開にページを捲る手が止まらなかったのは、果たしてジャズは父親であるビリーとの対決を前に、ジャズ自身の内なる声に耳を傾けて、ダークサイドへと本当に身を投じるのではないかとの恐れが高まるから。
そして、どこかでそれを期待してしまっている読者である自分の内なる声に、身ぶるいが止まらなくなりそうでした。
しかしながらそれでも、衝撃の真実に心身共に傷ついたジャズが、あの瞬間に感じた人生最高の感触を思い出しても、その時にハウイーやコニーのような大事な人がジャズのそばにいてあげて欲しいなと願わずにいられませんでした。
