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シンデレラたちの罪 (創元推理文庫)
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ヨーテボリからストックホルム行きの列車に乗っていた女児が行方不明に。
女児の母親が、別居中の夫から暴力を受けていた事を知ったストックホルム市警の伝説的なベテラン敏腕刑事アレックスは、行方知らずのその夫を追うのだが、民間出身の新米刑事フレデリカは事件の捜査方針に疑念を抱く。
事件そのものは北欧ミステリらしく、重くやるせないものがテーマ。
そこにもってきてボリュームある作品です。
しかし、それを感じさせないほど驚くほど読みやすかったです。
伝説と称されるような敏腕刑事にあまり見えなかったアレックスに、自己主張の強過ぎるペーデル。
そしてこのシリーズの主人公となる民間出身の新米刑事フレデリカといった捜査陣が、それぞれ過ごしてきた過去や経験から事件に臨む様子は、チームとしてまとまりがありません。
しかしながら、それぞれがプライベートで抱えている問題がバックグラウンドとして描かれる中で事件が推移していくうちに、いつしかチームがまとまる様子が描かれるいる点は好感が持てました。
シリーズの今度も期待したいです。
