『武士道ジェネレーション』 誉田哲也 | 固ゆで卵で行こう!

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武士道ジェネレーション 武士道ジェネレーション
誉田 哲也

文藝春秋 2015-07-30
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大学を卒業した早苗は結婚し、香織は道場で指導する日々。

そんな中、玄明先生が倒れ、桐谷道場は閉鎖するという。

香織は桐谷道場を存続させる為に動き出すのだが。






「武士道エイティーン」で完結していたと思っていたので、まさかの続編発表には心躍りました。



早苗の結婚。

そして道場存続の危機に香織が向き合った「武士道」とは?!


戦後70年、この時期に発表された事によって、より考えさせられたのは玄明先生の「人が何かを守ろうとするとき、必ず必要となるのは、圧倒的な力だ。暴走しない、抑制的な、禁欲的な力だ」という言葉が示すもの。


あえて絡めた事によって青春小説シリーズとしては若干残念なむきもあるけれど、それでも香織の真直ぐな気持ちや、早苗の香織とは違った強さを見守る事ができたのはやはり嬉しかったですね。



しかし「武士道」シリーズもこれで本当に完結なのでしょうか?

世代交代した新たな「武士道」をまた見せて欲しいところですね。