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左目に映る星
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早季子が小学生の時、当時女子から人気のあった吉住くん。
その吉住君にあるきっかけから一緒な時間を密かに過ごすようになり、その姿は早季子にとって完璧なもので、当時の吉住君を忘れられないまま、誰も好きにならずに大人になった早季子は、合コン相手からその同僚に早季子や吉住君がもっていた左目を瞑る癖を持つ男がいると聞いて興味を持つ。
合コンで知り合った相手と一夜を共にしたりするが、11歳当時の吉住君を忘れられず誰も本当に好きになる事はない早季子。
そんな早季子が左目を瞑るという同じ癖を持つアイドルオタクの宮内に興味を持ちます。
強引にも宮内と共にアイドルのイベントにまで出掛かるうちに、二人の価値観の違いに気付きながらも、なぜか心の奥底に心地良いものを早季子は感じるように。
しかし、初恋の人以外に誰とも通じ合える事はないと刹那的に生きる早季子に宮内の事を正直理解しきる事はできないかも。
それは宮内の早季子に対するものも一緒じゃないでしょうか。
価値観というものは誰もが違っていて当たり前。
でも、「通じた」と勘違いが得られるまで何度でも伝えればいい。
そう思えるようになった早季子と宮内の二人を最後には応援したくなりました。
