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グラルナイト戦争(ウォー) (ソノラマ文庫―かたゆでマック)
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“ファイアー・イーグル”とも呼ばれる凄腕のパイロットであるマキシン・グレンディーは、20世紀のハードボイルド小説や映画をこよなく愛する一匹狼の宇宙の運び屋。
そんなグレンディーの元にとある内戦中の惑星の王女を運び出すという依頼が舞い込む。
〈かたゆでマック〉シリーズ1作目。
まだ「ライトノベル」という言葉が無かった頃にソノラマ文庫から発表されていたハードボイルドとコメディを組み合わせたSFシリーズを久しぶりに再読しました。
主人公のマキシン・グレンディーは愛機“ダガー”の中で、トレンチコートを着てハンフリー・ボガードの映画を観るようなハードボイルドおたく。
実際にその生き様は時代遅れもいいところのハードボイルドだったのが、そこに女子高生のカイリがパートナーとして押しかけてきて、その生活が一転してドタバタコメディの様相を見せるのがこのシリーズの特徴。
フリーの恒星間パイロットであるグレンディーにはエージェンシーと呼ばれる組織から依頼が舞い込むのですが、恒星間飛行を可能にしたグラルナイトという鉱石の産地であるメジーナという惑星で内乱が発生しており、そこの美しき王女を運ぶのが今回の依頼。
果たして惑星メジーナを訪れたマックたちはメジーナでの内乱に巻き込まれ、グラルナイトを巡った大きな陰謀と戦う事になります。
マックは美しい少女である王女に対して妄想を抱いたりしてコメディとしての要素も強いのですが、ベースがハードボイルドであるのが程良い感じで、SFとしてのマインドも、そしてアクション、恋(?)とサスペンスもあって、こういうのが好きな人には軽く読める楽し過ぎるシリーズです。
