『魔獣の召喚者 (魔法師グリーシャの騎士団2)』 リー バーデュゴ | 固ゆで卵で行こう!

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魔獣の召喚者 (魔法師グリーシャの騎士団) 魔獣の召喚者 (魔法師グリーシャの騎士団2)
リー バーデュゴ 田辺 千幸

早川書房 2014-09-10
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“影溜り”で〈闇の主(ダークリング)〉の手から逃れたアリーナとマル〈真海〉を渡りノヴイ・ゼムに。

しかし〈闇の主〉は二人の痕跡を追い、アリーナとマルは再び捕らわれの身となってします。





『太陽の召喚者』(過去記事はこちら )より始まる三部作の第二部です。


アリーナとマルが早々に〈闇の主〉に囚われしまう意表の展開から、私掠船の船長の登場で一気に物語が加速します。


しかしながら、傷を負ったアリーナが見る〈闇の主〉の幻と、マルとの関係の変化などが未来への不安ばかりが募っていきます。


そんな中でニコライの存在はなんとも憎めず、それだけにより先が不透明となるのも読者を惹きつける要因でしょうか。


本作のラストでは更に絶望的な状況に追い込まれるアリーナですが、次の完結編で世界は光に満たされるのか楽しみに待ちたいところですね。