『キャットフード』 森川智喜 | 固ゆで卵で行こう!

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キャットフード (講談社文庫) キャットフード (講談社文庫)
森川 智喜

講談社 2013-09-13
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化け猫のプルートは極上のキャットフードを作り大儲けする為に仲間たちを集め、人間カンヅメ工場にて人肉ミンチの生産に乗り出した。

コテージに見せかけたその工場に誘われた人間の若者が四人。

しかしその中には人間に化けた黒猫ウィリーが混じっており、プルートの思惑を知ったウィリーは人間たちを助けようとするのだが、化け猫同士の殺傷は御法度。

ウィリーはその猫のルールを逆手にとり、知恵を絞ってプルートたちに対抗する。







いかに相手を騙す(化かす)のか。


そして騙されないように(化かされないように)するのか、まさに命懸けです。


制約のある中で行われる、猫(と人間)の世界の推理合戦的な様子は楽しく読めましたね。


突飛な設定ではあるけれど、すんなりと頭に入ってくるほど読みやすいのですが、男子3人に女子1人での旅行ってあんまりないよなとか、終盤、要となる人物の登場などは少々説明不足で物足りないな、なんて突っ込みを入れてしまいます。


でもファタジックな世界で繰り広げられるダークなミステリは面白かったですし、このシリーズ、続きも読んで行きたいと思います。